2010年07月29日
2009年12月04日
産業創造機構忘年会

本年忘年会の第2弾産業創造機構の忘年会があったのだ。HPから掲載した写真とは違い
かなり質素といえる忘年会だった。食べる方専門のキッドとしてはもう少し料理にボリュームが
欲しかった。18:00~20:30ぐらいまでの質素な料理の忘年会であったが顔見知りの人、
初対面の人ともフロアにいてはできない「ふれあいの時間」が少しもてたような気がする。
キッドとしては(期待していた料理が質素なコースであったので)女の子を中心にもっとお話を
したかったが、どうも向こうの方が逃げていくようなだいたいの感じであった。しかし例年恒例
らしい中国からの留学生の人に「今度、支援機関等の見学のご案内をするコンサルキッド
です。」と宴会の最後にどうみても紳士的なご挨拶ができたので、あとまあその他のいつでもいる
雑魚はどうでもいいとするか。予定では今年はもう1回忘年会でキッドとしては3回は多いけれ
ども最近忘年会とか、何々会とかが意外と好きになってきたので都合がつく限り出るようにし
ている。
2009年11月27日
産業技術"講師”忘年会
2009年11月26日
あっ そろってる!
キッドの産業創造機構には公用車が何台かあるのだ。そのうちの1台を前もって予約して
使用するわけだが、キッドが慣れ親しんでいる車は「ドマーニ」というあまり聴いたことが無い
ホンダだかの車なのだ。
その「ドマーニ」が最高級車で、このキッドが最高級人であるから「ドマーニ」を
愛用しているわけだはなく、予約を入れるのがいつもギリギリであるため最低の不人気車である
「ドマーニ」しか残っていないので「またドマーニしか残ってない!」とか「加速に問題がある」
「坂道では命がけの車だ」とか一言二言いやみを言って仕方なく使っていたのだ。
しかし人間「慣れ」とは恐ろしいもので(総務の人のドマーニに対する懸命の整備もあり)
今ではすっかり「ドマーニ」がお気に入りだ。他の車があいてても今では「ドマーニ」(性能の
問題もあるし喫煙車なので喫煙者以外はめったに予約を入れない)を予約しているな。
ドマーニべったりになってしまうと他車を乗りにくくなるのでたまに仕方なしに「ドマーニ」以外を
使ってやるぐらいだ。
そして本日ドマーニ以外の車を久々に使用してこんな偶然。めったに乗らない車で距離計など
見たことも無いのに信号待ちのとき何気なく見た距離メーターが12345kmでとまっているでは
ないか。すかさずデジカメで撮影したらすぐにメーターが動いて12346Kmとなった。撮った写
真をみたらメーターBも2345,8Kmとあと200m早かったらこちらも23456とダブル一気
ツウカンだったのに。ライアゲームの秋山もびっくりするで。
2009年11月25日
本日プレゼン

午前中の学校での講座が終わってから「産学官の経営コーディネータの仕事」というような
テーマで東部4大学の勉強会でプレゼンをやったのだ。といっても簡単な施策の概略で
30分程度と言ったところ。あるトラブルで急きょ紙ベースでプレゼンするつもりが持参した
キッドのパソコンを備品のプロジェクターにつないでスライドショー形式でやったのだ。
最初の方はすこしあがっているのが自分でも感じたが出だしのプレッシャーを乗り切ってからは
まあ並みの下ぐらいのプレゼンはできたのではないだろうか。しかしもうひとつの助成金等をテ
ーマにした静岡大学のCDは質ももちろん量もキッドプレゼンの2倍以上はあったなあ~。
午前中の専門学校での2コマ講義もかなりエネルギーを要するし兎に角本日は疲れた。
2009年11月24日
明日の準備

明日は産学官連携で東部の大学でプレゼンをしなければならない。
午前中は専門学校の講座があるのでなかなかハードな1日になるかもしれない。
産学官の連携はPPで資料を作成したのだが会場にプロジェクター等が無い?ため
紙ベースの資料を配布しての発表でいくつもり。
それんしてもキッドの発表=朗読は下手だなあ~と実感する。
立て板に水のようなプレゼンをする人は、そりゃ練習していると言うことだろうけど
やっぱり根本的にアナウンサーのように声とカツゼツが良くて人前での発表に向いている
人なのだと思うこともしばしばだ。
それほど長いものではないので(30分ぐらいを予定)無難に上手にまとめるつもり。
よく診断士のブログを読んでみると毎日何かしら資料や成果物をまとめていて年中
プレゼンやっている人がいるがキッドにはとてもできましぇん。
2009年11月20日
適塾1回目ミーティング

「就業規則を作る」というテーマの社労士会静岡支部の「適塾」がおこなわれた。
駅南の南部生涯学習センターというところで(キッドが予約しに行ったのだが)実際に夜に車で
行ってみると道路は渋滞で進まないし夜だから暗いし南部生涯学習センターの場所がなかなか
わからなくて50分ぐらいかかってしまったのだ。(自転車の方が早いくらいだ)。
就業規則Gは適塾を主催する静岡支部の人と社労士事務所に勤務している人とキッド以外は
女性ということで第1回目の決めることを決めた以外の所謂「おしゃべり」のお時間が長かった。
しかしまあきっと仲良くやっていけるような確信はキッドなりに持った。去年の変形労働時間制G
のひとはひとりしか今回は参加していないが社労士とは、そんなに急にみんないそがしくなる
ものののだろうか?やはりキッドは取り残されてしまっているということか?キッドは大器晩成
型なのでまあいいけど。
2009年11月18日
吉野家オープン
本日キッドの家のすぐ近くに「吉野家」がオープンしたのだ。
あの古くなってしまった牛どん店舗の(キッドに言わせれば)臭くてたまらないにおいも無く
新店のクリーンな店だ。
本日はオープン記念80円引き「牛鮭定食430円」を召し上がったのだ。
こんなクリーンな「吉野家」が近くにできるとキッドにとっては本当に便利だ。
セレブと言うには程遠いコンサルキッドだけれども「吉野家」ぐらいなら
いくらでもおごるのでキッド経営事務所近辺に来たら「吉野家へ連れて行って」
と言ってください。日ごろお世話になっている方方還元します。
2009年11月17日
社労士会館2Fで相談員

雇用安定化相談支援事業のアドバイザーという社労士会が国から受けている仕事で
社労士会館に行ったのだ。助成金を中心に労働関係すべての相談を受けるというもので
本日は三人の社労士が担当した。まだ世間一般に認知度が低いと言うかゼロなので
比較的余裕があったため、重要な助成金のまとめをしたり、3人で自分が知っていることを
話したりして結構良かったとキッドは思うよ。
午後からなんたら委員会の会合が同じく社労士会館2Fで開かれたので電話が鳴らない
かわりに隣の委員会の声で騒がしかった。この雇用安定化相談支援事業は、受益者
負担ナシで社労士が電話でも訪問者にでも相談に乗るので、(個人の社労士ではなく
県会として相談を受ける)安心だ。広く知られれば相談者でごった返すような事態になった
としても全然不思議ではないものだ。それにしても本日は、雇用安定化相談支援事業、
なんたら委員会ともに仕事バカな「社労士のおっちゃん」ばかりだったのでブラックキッド号
も泣いていた。
君を乗せて~夜の海を♪♪http://www.youtube.com/watch?v=n15cGhs3gYE&feature=related
2009年11月16日
個店損益分岐点

産学官連携コーディネータとして訪問した企業。4年の中期経営計画をあるところに
立ててもらったわけだが、1年目の売上が8500万ぐらいで最終年の売上が3億5千万ぐらい
という予算だった。キッドが概算したところそのコアとなる店舗の損益分岐点は月商400万だ。
社長ともこれは無理だということで意見の一致を見た。最初の年は赤字じゃあないくらいとして
5000万の売上高で対前年比10%増としても4年後で7000万弱が目標ではないだろういか
というのはキッドの意見。しかし社長にはキッドに見えていない確実な潜在的な売上があるのが
見えているらしい。新店を出しただけで、(企業間の取引で1000万程度の売上がつくれるとい
うような話) それにしても8500万、3億5千万は無理だなでまた一致。月次損益分岐点は
・人件費85万
・家賃50万
・雑費15万
・支払利息5万
経費計155万
売上400万
荒利率40%
荒利高160万
という概算だ。
8500万も売れれば固定費が変わらないなら単純に2000万近くの営業利益
が出てしまう。既存店の状況から見ても不可能なことだ。
この人が立てた8500万は何の根拠なのだろうか?しかし資金計画の
数字の羅列自体はきっちりとしたものだった。フォローアップしているとこのような計画の
ひとりあるきもちょくちょくみかける。
その後、あるところで「キッドの家の電話つながらないよ」という指摘をうけ帰って見たら
NTTの督促状そのままにしていて電話を5日前から止められていた。(コンビニで支払ったら
すぐにつながる)なんといううらぶれた暮らしだろう。
2009年11月15日
書評3 「群雲、関ヶ原へ」 岳宏一郎著
年金研究会で遠く遠くの「島田」というところへ「電車」に乗っていってきたので疲れた。
内容も自分で前もって勉強していた分野(前回の老齢給付の繰上げのように)は、わかるが
アットランダムにどこをやるか当日までわからないと言うことでは、発表を聞いてもわからへんで。
まあでも刺激を受けて「年金脳」を少しでも活性化できるならまあよしだ。
週末書評の3は、「群雲、関ヶ原へ」岳宏太郎。
関ヶ原を題材とした小説は司馬遼太郎の「関ヶ原」をはじめとして複数あるだろうけど、キッドが
評するに、この小説が最高関ヶ原本だ。やはり、石田三成が主役なのだが東西両軍の多くの
武将の短編集から上巻、下巻の大作に仕上げている。特に上杉景勝への思い入れにふかい
ものがあるのか「悪縁」(上巻の2章)「ふたたび足音」(下巻の最終章)の短編は何度も読んで
しまうほどの名文だ。福島正則や細川忠興ガラシャ夫妻の短編もなかなか良いので、この文
庫本は平成10年に購入して何度も読んで(もっと前に購入した文庫本がきれいなカバー付
なのに対して)表紙のカバーが破れて捨ててしまったほどなのだ。
これほどの(キッドにとっては司馬遼太郎を軽く超えるぐらい)のデビュー作を書く作家である
から、さぞや素晴らしい作品を次々に書いていくだろうと思ったが、後が続かない。群雲3部
作ということで賤ケ岳、大坂と本作を挟んで3篇というのがあるが、「群雲、賤ケ岳」というのは、
"関ヶ原へ”がヒットしたことにより「軍師官兵衛」の改題だそうで"関ヶ原へ”とは比べるべくも
無い。やはり創作というのは、才能によるところが大きく経験をつめば、あるいは精進をすれば
上達しいく世界とは別物なのだろうか。
2009年11月11日
プレゼン発表

凄い雨の中、ビジネスプランの校内発表があった。
三つのグループがPPでつくったビジネスプランを同じ学校の後輩の前で(講堂で)
発表したのだ。
去年も担当したのだが
・アイデアの面白さ
はもともと良いものだし
・プランの新規性
・プラン全体の完成度
は練りに練ったので良いものになったし
・リスク問題点が検討されているか
これも意外と上手にまとめているし 問題は
・ビジネス化の可能性 なのだ。
財務諸表を詳しく ということなのだが 突っ込まれると(突っ込まなくても)
ボロがでてしまうなあ~。(簿記ができる子=社長がいるGはよかったよ)
去年もそうだったけど最後の仕上後は、ラストの授業時より見ちがえるものを
つくってしまうので、あまり念入りに作らないしセンスがかけてるテキスト用の
キッドのPPは比べるととみじめな出来栄えだ。しかし基本部分はキッドが教えたので
入選したら喜びを分け合おうじゃあないか。
PS 大雨だったので思えばうん十年ぶりに静鉄を利用したのだ。
2009年11月10日
試作品
2009年11月09日
メール

現在、ときったまFAXでくるが原則メール連絡に変更することになった1つの団体で キッド経営事務所は、
みんなメール連絡となった。メールの利点はプリントアウトしなくとも見れるのでかさばらない事、連絡するときも
プリントアウトしなくて、沢山のところに送れるので楽だ。
しかし、そんな良いメーリングリストの先進的なソフトシステムも稼動状態が良くないためキッドが入っている勉強会では会員連絡の
仕組みからはずしたという連絡メールが来た。積極的にこういうのも使っていかなきゃと思いつつキッドはなんかめんどくさそうだったの
で最初から使う気が無かったが。
やっぱりあんまり便利さばかりを追い求めても突然しっぺがえしがくるで。しかし、メーリングリストもメルアドを打ち込みながら
せっせと作り、メールを出してあげても返事も来ない人々はどういう人なんだろうか?確かにキッドメールは異様に
自分の伝えたいことばかり書き並べてあんまり返事したくない(またこんなメールが平和な自分のところへ来ると思うと)気もするが。でもお返事だしてね。
2009年11月08日
書評2 「敗れざる者たち」by沢木耕太郎
ブラックキッド号の本日走行距離150キロと一番の長距離走だ。遠方まで行って(予想外の)長時間勉強でちょっと疲れたで。
書評の2弾はノンフィクションライターとして本名が未だにわからない「沢木耕太郎」29歳のときの文庫本「敗れざる者たち」昭和56年キッド19歳のときの冬に購入の本だ。沢木が「5年前、大学を出たばかりで、自分に何が可能さえわからないままにジャーナリズムのリングに上ってしまった4回戦ボーイ」の頃の作品とのことだ。
6篇の作品からなる文庫本だが最初の1篇「クレイになれなかった男」の主人公のボクサーに言ってる台詞は、作家が小説の主人公を見て言っているのではなくあくまでも沢木自身がボクサーであり、一人称で言っているので教訓めいた(後年の著作と違って)しびれるのだ。
”しかし、もっと正確に言わねばならぬ。人間は燃え尽きる人間と、そうでない人間と、いつかは 燃え尽きたいと望み続ける人間の三つのタイプがあるのだ、"とか。
5篇目の「さらば宝石」は、ロッテの前のプロ野球球団毎日オリオンズのEという選手(大毎ミサイル打線の榎本喜八)を追った作品で、どちらかというとコンサルタントや職人でキッドのように「あまり世間は気にしないが自分的にはかなり真面目」という人には、面白いかもしれない。
2009年11月07日
歩き出し社労士昨日と今日
昨日は以前に最終回が来たと思っていた「協会けんぽ受付」の本当の最終回だった。
2ヶ月ぶり以上あいてはいるブースだったので前日に一応来所して協会けんぽのSくんに
最近の書式変更等についてご指導を願った。(出産一時金についてかなり大きな変更点あり)
駆け出してもいない歩き出しの状態なのでほとんど社会保険事務所にくることは無いのだが、
これからも、兎に角「何か」で来所してゆくようにしたい。
本日は助成金関係の相談員というので社労士会館に行った。(ここでも前日にハローワーク
で中安金の変更点確認)今まで見たことはあるがほとんどというか全然話したことの無い
社労士の方々と助成金関係の業務を通したお話や休み時間には人となり:パーソナリティ
に関する話題も多くあり、人をあいてとするサービス業のわりには人付き合いの悪いキッド
にはたいへん有意義なじかんであった。
しかし外へ出て駐車場に止めてある「ブラックキッド号」に乗り込むキッドを避けるようにさっさ
と帰っていく社労士のおねえさん達は以前のこのブログを読んでしまっているのだろうか。
2009年11月05日
米粉の商品開発

本日訪問した企業では、「米粉」の商品開発をかなり積極的に行っていた。
先日訪ねた大学では米粉の研究は商品がかなり成熟期に入っていると言うことで
次の研究「いも粉」に移っていたが、こちらの企業では米粉商品開発にかなり傾注している。
当社の場合、小麦粉商品の開発を長くやってきた実績ノウハウがあるので米粉商品の開発にもスムーズに入って
いけているようだ。どのような相手と組んでも商品開発のほうは、心配はないと言うことなのだ問題は新商品のやはり
「販路」ということだ。ずば抜けた良い商品を開発できれば販路は開けていくだろうが、そういう自力で販路が開ける力の
ある商品はまず一朝一夕にできるものではない。プロモーションをしコツコツとチャネルを開拓し開発者が良い商品に
育てていった結果が良い商品となるのが「並みの良い商品だ」。
当社の場合、農商工連携や地域資源活用プログラム、大学との連携の話題が尽きることの無いぐらい次から次へ出てくるので
開発商品をそういった舞台へ当職の微力であげれれば「産学官コーディネータ」というなんだかわからない当職ももっとお客さんに
喜ばれる存在となれるだろうが険しい。
2009年11月04日
社労士会就業規則セミナー

午前中のやたらと手ごわい一仕事が終わって午後から社労士会の就業規則セミナーに行った。
センチュリーホテルという駅前でたぶん「高級さで」NO3ぐらいには入ると思われるエレガントなホテルだ(しかし所詮はシズオカで)
「街中」に行くときのキッドは2009年型ブラックキッド号を使うことは無く必ず自転車さ。自転車で行くにはまず「経済的」
ということもあるがブラックキッド号をやたらと自慢している(1500CCのステーションワゴンではあるが)ので「コンサルキッド
ひょっとして自慢のブラックキッド号で私のこと送りたいドライブしたいのではないかしら」と本音を見透かされこと少しと、
大部分はみくびられないためだ。
こう見えても(というか写真はかなり硬くみえる)キッドは中学と高校1年(?)剣道をやってい新聞奨学生で学費を作り大学
ではラグビー(同好会)とかをやっていた硬派で立派な人なのだから、きみたちもっと口の利き方には気をつけろよ と言っても
ほとんど効き目の無い午前中のビジネスプラン講座の学生には、また今度言いたい。
就業規則講座は、一般の人向きの講座だったので就業規則を作る側の社労士はもうちょっと深く極めなければいけないな。
そのためには営業でも何でも前向きにやって仕事(就業規則作成)をトラなければいけない。
町支寛二 http://www.youtube.com/watch?v=GMKadJtzgGE
2009年11月02日
木工版プラモ=モコモデル
キッドが幼稚園園児、小学校児童であったころ、ハナタレ、寝小便バカではないくらいのレベルの男の子のやや高等な玩具
といえば「プラモ」だった。タミヤの1/35戦車シリーズ、ハセガワの1/72戦闘機シリーズ、タミヤ、ハセガワ、青島、フジミ4社合同の
1/700ウオーターラインシリーズは実際に買って作って遊んだが、その10倍以上はウインドウショッピング(模型屋にいりびたって
ただ見るだけ)であったその習性が大人になってしまった今も(プラモではないところで)抜けない。
本日、産学官コーディネーターとして伺った企業さんは、昭和40年代に比べて斜陽になってしまった感のある
プラモデルに変わるとまではいかないが、木工品で完成品ではなく「モコモデル」としての商品化を考えているのだ。
「モコモデル」中身さえ良ければ(商品化が成功すれば)かなり売れるネーミングではないか 自画自賛。
2009年11月01日
書評1 武田勝頼by新田次郎
新田次郎の作品では大河ドラマで最高視聴率を記録した「武田信玄」が有名だが、キッドは、
断然この続編とも言える「武田勝頼」の方を推奨したい。
石田三成が清廉で女性にもてる正義漢として描かれるのとは違って武田勝頼の場合は、司馬遼太郎作品のように、
しばしば猪突猛進思慮分別の浅い武将として描かれる。
この新田次郎作品では、武田勝頼は、このままでは武田がやっていけないことがわかっていた勇敢だが思慮も分別もある武将として登場している。
しかしご親類衆(穴山信君)、先代の幻という内部環境におけるW弱み、
厳しい外部環境(織田信長)というT脅威が圧倒的で、
武田騎馬軍団Sつよみと上杉との同盟O機会
を完全に上回っていたため
有能な青年社長(武田勝頼)と老舗企業が巨大新興企業(織田信長)と組織の旧弊(ご親類衆)に本来の力を発揮できず
につぶされていく悲劇が描かれ映画化すれば「影武者」なんかより(テーマはおなじで)よいものができるのではないだろうか。
陽(一)水(二)空(三)前編に準主役で登場している青年時代の真田昌幸は専門職(武将)としての能力と大局的な大名政治家として
の能力を兼ね備える人物として常にすばらしい着想・意見を述べていて(しかしほとんどは旧勢力により採用されない)かなり渋い。