2009年10月09日
米粉の食品

本日は産学官連携コーディネータとして大学にうかがった。ここは、文系の学部なのだが、食品の研究をしている先生
がいて、この先生の研究分野のひとつに「米粉」があるのだ。
パン屋さんとかお菓子屋さんで新製品を開発する時「小麦粉」ではなく「米粉」からつくるパン、菓子を開発するということは、
珍しいことではない。経営革新の場合、キッドも今日始めてあることから知ったのだが「新たなる商品の開発」という新事業
分野活動として認められにくいようだ。
政府は食料の自給率を50%にしていく意向とのことが新聞に掲載されていたが自給率アップの主用品のひとつに「米粉」をあげ
ている。大学の先生のお話では米粉はすでに成熟分野にはいってきており。米粉の製粉工場も、ただ単に細かい粒子をつくれる
ことだけが良い工場ということではなく(技術が向上しこのスキルでの差別化はしにくくなったという)菓子用の米粉、パン用の米粉、
麺用の米粉など用途を細分化して製粉できる工場もあらわれてきているということだ。原料となる米自体は「最高品の米を使用する」
というようなことはいわれないので、「あきたこまち」と張り合うかわいさの「静岡小町」(仮称)のような地元米をつかい地産地消を
アッピールし、かつ国家施策である自給率50%のための「米粉」商品で売りたい。
Posted by コンサルキッド at 23:31│Comments(0)
│産学官連携