2009年01月29日
事業承継

以前NHKの特番「経営者 中内功」のなかで「分析とか何とかをしてくれる人はたくさん
いるけど、どうやったらいいのか教えてくれる人はおらへん」と嘆いている場面があった。
事業承継で失敗した典型に中内ダイエーがあげられる。中内ダイエーはこの昭和・平成
元禄太平時代にあまりに覇道をいきすぎたのだろうか。最近はじまった手法に「事業継
承」がある。中内ダイエーのような巨大企業でなくとも(ない方が)事業継承問題は、切実
で、その専門家は必要とされている。事業継承というと税理士の分野と思っていたが、
相続税、資産税という税務以外にも会社法、中小企業経営承継円滑化法のような診断士が進出するのに適した分野もあ
るようだ。勉強熱心で働き者で鳴らすコンサルキッドも商工会連合会主催の事業継承夜間講座を受講したが風邪のため
前6回のうち最初と本日の最後だけの受講にとどまった。この講座では2人の税理士の人がうけもっていたが事業継承の
税務の分野はいろんな法律(事例)の積み重ねで税理士でも本当にわかっている人は少ないくらい難度が高いらしいと
ともにかなり有望な分野らしい。
2009年01月28日
仕事はやったもん勝ち!

仕事はやったもん勝ち!良い返事、良い挨拶をする(感じのいい)ところへ仕事は
回ってくる。そして「仕事はやったもん勝ち」なのだ。
ビジネスの基本は「ティーチング」でたたきこめ!
・先輩・上司に似たいする尊敬の念が生じる。
(魅力も力もないのに自分から先輩ずらするような馬鹿は問題外)
・基本を大切にし守る気持ちを植えつける。
「コーチング」でポテンシャルを引き出せ!
・自ら考え発言させる。
・自分を客観視する機会を作る。
もちろん松下幸之助先生の言葉でないよ。
2009年01月27日
チャレンジ事業も手を抜かないでやってまっせ!

風邪をひいたり、先方の予定が取れなかったりで最近仕事
がつまってきた。そんな中でもず~と前にブログに掲載し
た、ある金融機関と診断協会のコラボ「チャレンジ事業」
も決して疎かにすることなく真面目にやってまっせ!
催促の電話もかかってくるけど気にしない・気にしない。
この事業自体は経営革新を目指す経営革新承認の
前段階といったようなものでコンサルキッドがツボにはまっ
た・事業主の琴線にふれるような提案・プレゼンをすること
により経営革新計画その他につながる可能性もかなり大き
いものなのだ。
2009年01月24日
診断協会のセミナー
協会がおこなったセミナーを受講した。それによれば、ISO
14001の自己適合宣言を検証審査協会でする場合、だい
たい第3者機関と比べて認証費用は2分の1ぐらいとのこ
とだ。自己適合の場合の特徴として「自ら進んで取り組む
ISO」ということがあげられるので、企業(中小企業)の負担
は、かなり増すのではないか?ある程度の知識レベルの
経営者(ISO担当者)でないとかなりの負担になるのでは
ないか?そこのところキッドは、講師に質問したのだが、自己適合宣言の前段階(コンサル)を入れた期間の総費用は
半分とはいわないがかなり経済的だそうだ。しかし、具体的にはケースバイケースで企業さんが希望するなら(自己適合
宣言するには力不足という意味もあるのか?)第3者機関の紹介もするとのことだ。キッドも風邪を引いて咳が止まらない
状態が続くが本日のセミナー受講者2名が風邪で早退したとのことだ。インフルエンザでないただの風邪にも要注意!
2009年01月23日
田沼しか知らなかったけれども・・

力拠点事業の経営革新計画作成で確実に月に1回この地にお邪魔するうちにまず「相良サン
サンビーチ」の存在を知った。(だから何やねん)。そしてキッドにとっては相良といっても地図上
の土地で札幌やモスクワなんかと感覚的におんなじ物だったが、1回お邪魔したら3~3.5時
間ミーティングを重ねていたので、相良=机上の(地図上の)土地から相良=ミーティングの場
所という暑いサバンナ感覚に変化した。当社も最初は個人事業であったが、やる気全開の社長により今年1月5日より法
人化した。そんなこんなでコンサルキッドの出番もまたまた増えそうだ。社長(+奥さん)、経営指導員のKさんとも非常に
良好で刺激を受け教わることも多い。経営革新計画とともに田沼意次のようなチームワークマネジメントのモデルができ
ればそれこそ一石二鳥だ。
2009年01月13日
37.8を記録

く。現在37.8を記録で(このくらいの微熱でもキッドは大人
なのでつらいということだった)でも、熱にも負けず雨にも負
けず風邪にも負けず本日は経営コーディネータで製造業
の経営革新計画の承認後のフォローにいってきたぞ。
経営革新承認企業は製造業が多いと思われるが、その
ほとんどが①の「新製品の開発」という定義の新事業活動で承認を受けている。本日のところも開発自体は成功
したのかもしれないが、「販売・販路開拓」がうまくいかず3分の2が経過した時点で経営革新の新製品が企業に
とって良いプラスのシナジーを与えている情況ではない。製造業の場合「技術バカ」に陥ってしまいがちなので、
販路開拓の支援策をもっと経営革新承認後の施策に盛り込み充実させるべきだと思うのがコンサルキッドの見解だ。
本日は38℃に届かんとする発熱のため(本日はふんばれたが、)明日からの予定である社労士会のセミナー受講と
新年会をキャンセルしてしまい誠に申し訳なく思う。微熱にも雨にも風邪にも良く考えたら負けていたわけだった。
2009年01月09日
ISM
インストアーマーチャンダイジング
略して「ISM」というのがその昔
量販店や商業界でさかんにいわ
れた時があったのを知っているだろう
か?「なんだ~売場作りのことか」と
見下すことなかれ。重要度は下がった
かもしれないが、商いの生命線は「売
場だ!」と大上段に言われればどんな
流通先生も商い理論家も否定する
ことはできないじゃあないだろうか。キッドが本日訪問した写真のDSは、生鮮4品による主通路のワンウエーコント
ロールという常識的な売場展開ではなく中央に低い什器の生鮮をもてきて市場の雰囲気を出し店内中央に集客
することを意図とした新たなる販売方式で経営革新承認をうけている。計画上はすばらしい洗練され輝くプラン
だったが、実際どのような形で売場にコンセプトが表されているのかキッドの拙い経験では予想しがたかったが
現認したところコンセプトが売場に出せているとは言いがたかった。役員の方の話から企業さんの方でも試行錯誤
の状態であるように見た。まだ開店して2年弱なのでこれからじわじわと地域のシェアーをとっていくと思うが、革新
的なプランを実践していくことがいかに容易でないかということが素晴しい経営革新計画とこの苦戦する売場に凝縮
されていた。
2009年01月05日
迎春:追読
2009年の大河ドラマ「天地人の初回は高視聴率で篤姫
を上回る出だしだそうな。キッドが見た限りでは、阿部寛の
「上杉輝虎」と与六与七の「ちっちゃい子兄弟」が良かった
な。大河ドラマ便乗で「直江兼続」本が書店で目に付くが
「人生訓みたいなのばっかりでろくな本じゃあないなあ~」
という中にあって光っていたのがこの本「軍神の系譜」学研
文庫だ。2部構成になっていて1部が「手取り川の戦い」
2部が「御館の乱」。通常の本では決して一人称で登場しない2線級の武将(上杉景信、北条景広、毛利秀広等)が
ドキュメンタリーに描かれていてキッドにおいては読み応え満点の本。キッドはこのように2流の1流のような人物を
描いたのがすきなのだが、著者のあとがきでは、やはり2線級というには有名すぎる人物が主役だ「本作の主人公
を一人上げるということなら「上杉景勝」。景勝は謙信の偉大さを感じながらこれを強く否定する。独自の考えを具現
化するための戦いが御館の乱であり、これに勝利して家中改革をはじめるところで筆を置く。やがて景勝はおのれの
考えに限界を感じ逆に否定したはずの謙信をみとめお家をあげて謙信を信仰する体制をつくり上杉家をまとめていく
ことになる」という延長線上の展開まで構想しているので続編にも期待したい。そして大河ドラマの準主役?の上杉
景勝はどんな男にえがかれるのだろうか?