2008年05月30日

拠点の力量

 Kidは20代のころのある期間全国量販店に勤めていた。そこでは店の売上規模によって4ランクの格付けが

り最高ランクの4D店の店長(総支配人と呼ばれる)は、「本部長」一歩手前の人で人格・人間性はともかくとして店

舗運営のべテランでそれなりの実績をあげている人だ。支配人の下の副支配人やフーズ課長もそれぞれその職位

のベテランで次の異動で支配人や副支配人になる人なので人格・人間性はおいといて業務の遂行には十分な実力

あり。1D店はほとんどなく小型店として2D店があり店長(店長とよばれる)も営業課長(フーズ・ハード・ソフトと分割

されず、一括して営業課長)もなり立ての人で人格・人間性もまだそれほど世間的に見て「かわりもん化」していない。

しかし、店舗運営ということにおいてはその力量はベテラン支配人、フーズ課長にくらべてかなり頼りないということは

ゆがめない事実だ。Kidの家の近くには、社会保険事務所が2つあり。大きいと思われる方(同じ課が1課2課というよ

うに2つある)は、4D社会保険事務所で小さいと思われる方(同じ課は1つだけ)は1~2D社会保険事務所なのだろ

うか(確信的な素直な疑問)。

  

Posted by コンサルキッド at 21:25Comments(0)マネジメント

2008年05月29日

ワンパターン化している

 



 






   大盛りラーメン     回転寿司  

 Kidは、これまでほとんど自分で夕食を作っていたのだが、この頃なにかと外食することが多くなった。外食と言っても

上記の チェーンラーメン店での大盛りラーメン、105円チェーン回転寿司、松屋もしくは吉野家の定食をかわりばんこ

にというように外食パターンがいつのまにかできてしまっている。そしてハンバーグ定食(ライス大盛り)を食することに、飽

きることも無く(牛丼は食べ飽きてしまった)小さな小さな幸せを感じ続けている。このように、Kidの場合外食のパターンが

自然とできたが、経営、診断とか審査においてもあまり一人の人が長く続けたり一人だけで行ったりするとアイデアもそん

なにでるものではないし元々経営、診断・審査対象に、そう差が無ければ、どうしてもいつの間にかワンパターン化してし

まいもし競合があれば、そのパターンを読まれて競合により甚大な被害をこうむってしまうこともでてくる。「世界のホーム

ラン王 王貞治」のように、あえて"ひっぱて強打" "王シフトを撃破"というぐらいの志と実力があるならワンパターンもウ

イークポイントではなく"強力な専門性"といえるだろうがKidの平々凡々凡の世界ではワンパターン化は、弱点の露出だ。

  

Posted by コンサルキッド at 20:00Comments(0)マネジメント

2008年05月28日

販路開拓助成事業

 本日、訪問先で販路開拓の最重要性確認があらためて認識された。当社は経営革新計画承認企業ではないため

販路開拓でよく話題に出てくる「販路開拓コーディネイト事業」の適用対象とはならない。この助成事業、なまえは

良く聞くが、販路開拓と言ってもテストマーケティングを重ねながらあらたな市場へアプローチをするという少しわかり

にいもので、販売代行や販売代理を行うものではないうえに、首都圏と大阪圏のみでの市場アプローチなので、大方の

企業にとっては使いづらいものともいえた。そこで今回あらたに中小企業基盤支援機構で、創出されたのが「販路ナビ

ゲーター支援事業」だ。これは、あらかじめ登録された販路ナビゲーターが販売代行業務等につなげるための企業との

「マッチングの場の提供」をおこなうもので、これから販売ナビゲーターの募集も行っていくとのことだが地域性も全国と言

うことであり、なにより企業が販売したい商品を販売してくれるナビゲーターとの出会いをとりもつ「お見合い」事業なので

良いカップルが多く誕生すれば販路開拓事業の主役になるかもしれない。

  販路ナビゲーターも募集中   http://www.smrj.go.jp/venture/event/035391.html  

Posted by コンサルキッド at 19:45Comments(0)マーケティング

2008年05月23日

菓子屋のMくん



 Kid がもうかなり前になってしまったが東京からUターンしたころからずっと下手の横好きで夜中までカラオケ

(ボックス)へ行っていた和菓子屋のMくんを訪問した。最近は、夜遊びはせず、かといってオーソリティの域に達し

ていたアダルトビデオの収集・即鑑賞もせず家業に没頭しているとのこと。また業界の組合の青年部長もしていて

菓子業界発展のためにも尽力しているようなつもりに本人はなっていたが、たぶんほとんど役にはたっていないこと

は、職場での仕事振りまわりの対応からも洞察された。経営革新の話をしたら案の定そういうことには、全然疎く、

Kidの拙い知識・説明のも感心してくれていた。近日中にこのM屋でもホームページを立ち上げるとのことでHP作成

業者に頼んでいあったHPのフレームを拝見した。かなりの高額だったがSEO対策は最初の3ヶ月ぐらいしか補償し

ないとか先日きた営業担当がメールの設定もできない(本日Kidがやってあげた)など、首を傾げたくなる点もあった。

そういったこういったことはさておき今日の本題は、ハッキリ言って「ボーカリスト・徳永」をもかなり意識している域の

「シンガーKid」に「マンジューM」は抗するだけの力量を磨いているかだったがそれもたいしたことはないようだ。

  

Posted by コンサルキッド at 22:49Comments(0)マネジメント

2008年05月21日

経営革新審査員

 

昨日と本日の2日間、朝から夕方まで経営革新計画の中の補助金事業の審査員を務めさ

せていただいた。経営革新計画自体は、年間で県内200件以上承認されており計画期間は

3~5年あるため(その計画期間内なら補助金申請ができる)申請すれば補助金の対象とな

る企業は多いが、審査に通るのは約半分くらいということだ。Kidを含めて6人の審査員によ

る総合計点判定で上位から承認されるらしい。

46社の審査を終えての率直な感想

経営状況の堅実性は決算資料と経営指標によりハッキリとわかるので有無を言わせない審査判定が出る

予算の妥当性はあまり欲張らない方が高得点につながる

事業の新規性・販路開拓の有効性は説明を上手に丁寧にわかりやすくする

事業の遂行能力等身大の姿で勝負、あまりカッコよくみせすぎない

かなり高額まで望める補助金で(Kidはともかくとして)審査員は、県のベテラン専門家を主体に編成している

ので審査会でも質問が深くえぐってくるし、さらに後日時間を掛けて申請額の精査がある。大事なことは申請内容が

小手先ではなく地に足が着いたものであることそれが「審査を通過する申請」である。まる2日間審査員を勤めさせ

ていただいたKidなりに思ったことだ。

  

Posted by コンサルキッド at 20:22Comments(0)イノベーション

2008年05月18日

改名しました!




  流通コンサルタント略してRYUCONから 
                     "ConsalKid「コンサルキッド」"に改名。


それに伴いブログタイトルも「すんぷ発 流通コンサルタント日記」を「すんぷ発 コンサルキッド日記」に変更。

社労士の年金研究会に参加した。Kidの課題は知識の吸収・定着とともにプレゼンにもあった。年金の実務がほとんど

皆無なのだが年金発表の内容はかなり理解できる。やはり発表スライドの製作とプレゼンスキル、本日この人がここま

でスライドをつくることに手馴れているとは、今頃「伊達にパワーポイントの講師やってないな」と思った次第。

  

Posted by コンサルキッド at 19:38Comments(0)マーケティング

2008年05月17日

遠山の金さん2 金さんと耀蔵













庶民派の北町奉行「金さんこと遠山金四郎」のライバルは、体制派の南町奉行「鳥居耀蔵」だ。柴田恭兵の金さん

もいけてるけど片岡鶴太郎の耀造もかなりのはまりやくだ。金さんの家は旗本中ではそんなに大身というほどでもなく

まあ中堅どころで美濃(岐阜県)の豪族の分家の分家クラスで由緒正しい家柄と言うわけでもない。父親の遠山景晋は、

幕府の官僚試験に通った人物で優秀な経済官僚だったらしい。金さん自身は周知のとおり若いころは放蕩で背中に刺青

があるとかないとか。プロフィールは家も個人もエスタブリッシュメントのなかの「成上がり」。一方、鳥居耀蔵は自身は

朱子学の林羅山の家系の出(大名)で鳥居家も本家は改易で縮小してしまったが、三河以来の旗本・徳川体制の中で

「確立された階級」の出身だ。以前人事関係の仕事をしている人が言っていた。「わが社ではマネージャーとアシスタント

マネジャーでコンビを造るとき必ずMgrが数値的に強ければAmgrは社交的な人物というように個性がかぶらないように

して組織(コンビ)をつくります。どのMgr,Amgrもすべてそうなのです。」ひょっとすると、金さんが庶民派 耀蔵が体制

派という図式は偶然ではなく幕府官僚機構がつくりあげた「江戸町奉行コンビ」の必然なのか。

  

Posted by コンサルキッド at 22:31Comments(0)マネジメント

2008年05月16日

年金特別便の送られてくるフォーマット新旧あり














上の写真は、年金特別便の記入説明のパンフだ。左の①がこれまで送られてきていた特別便の説明、右の②が

これから送られてくる特別便の説明だ。これまでの特別便①では送り返す「年金加入記録照会表」にハガキが付い

ており加入記録に間違いが無い場合はハガキを切り離してポストへ投函する。間違いがあるときは切り離さず年金

証書をそえて社会保険事務所に持っていくということだったが、これから②では「年金加入記録照会票」がなくなり

「年金加入記録回答票」ができた。これにはハガキはついておらず必要事項を記入し間違いがある場合は社会保険

事務所へ持参、間違いが無い場合は返信用封筒に入れて送り返す。近所の社会保険事務所は忙しいときと暇なとき

と繁閑の差が大きいようだ。  

Posted by コンサルキッド at 20:22Comments(0)年金

2008年05月15日

価格明示は信頼関係の基本

 回転寿司に最近よく行く。回転寿司は、リーズナブルな値段で食べられるのが人気の原因だと思うが、大手の

回転寿司屋は全品単一料金(税込み105円)という価格明示の安心感がある。先日入った回転寿司は、価格が

単一ではなく95円~220円ぐらいの多段階だった。自分で言うのもおこがましいがRYUCONは、どうしても(どう良く

表現してもSEKOIので)回転してくるネタの95円表示ばかりを選んでいたのがお勘定のとき見てびっくり半分以上が

最高級(といっても220円ぐらい)で予想合計の1.5倍と言う金額だった。さすがに食べてしまってからでは、「こんな

べらぼうに高い金額(といっても1000円ぐらい)払えるか」とは言えずに会計を済ましたがもう二度とこんなべらぼうに

高いすし屋(といっても1000円)は来ることは無いと硬く心に誓ったことがあった。フランス料理店というとランチでも

3000~5000円、ディナーなら20,000円ぐらいするという回転寿司とは対極にある食事だがあるフランス料理店経営者

が言うには静岡のフランス料理店が衰退した大きな理由は価格表示が明確でなかった。5千円のつもりが1万円取られ

たりすることがザラにあったため静岡ではフランス料理店が余り繁盛しなかった ということだ。RYUCONの場合、

回転寿司での体感だがフランス料理から離れていった客とその根本はかわらない。  

Posted by コンサルキッド at 22:58Comments(0)マネジメント

2008年05月14日

静岡茶に付加価値をつける案

















 お茶の組合を訪問した。静岡県は全国一のお茶生産県で生産量の4割強を占めることは有名だ。しかしその実、

生産量のほとんどが「番茶」などの低価格のクラスで「玉露」クラスの高級品種になると京都(宇治茶)福岡(八女茶)

の10分の1ぐらいにすぎない。これだけでは 労多く益少なし で静岡茶業の前途は険しい。写真の「静岡本山茶

高島屋お中元商材」のような高付加価値・全国展開商品をつくろう。静岡県・国で推進している「新連携」を活用した

高性能印刷技術会社と高級玉露級本山茶製造販売会社、ギフトに力を入れる全国百貨店の連携体で「お茶の香り

ただようような高品質パッケージ玉露級本山茶お中元全国展開」というのは、一つの案としてどうだろうか。  

Posted by コンサルキッド at 20:27Comments(0)マーケティング

2008年05月13日

電子申請


 先日、社労士会の電子申請の研修会を受講した。会場が広かったせいもある

が、受講した人数は非常に少なく感じた。もうわかりきったことなので、受講しな

いのか、大分改善されたようだが、面倒なので電子申請はおこなわないという

事務所が多いのか、ほかの理由なのかは、定かではないが兎に角出席者は

少なかった。

 しかし、そんななかでもあふれんばかりの向学心をもつRYUCONは一番前の席で受講。社労士の電子申請書は、

すでに購入、インストールしてあるのだがまだまだ(講習を聞いても)わからないことだらけの状態。5月20日までは、

労働保険料の納付があり、これも電子申請できるのだが、なぜか労災保険料は、別システムでe-Govには参加して

いない。雇用保険の新規加入がわかりいいということなのでそのあたりからやっていけばよいのは、わかっちゃいるが

受注が無いよ。連合会の電子申請解説のHPはわかりやすいので閲覧する価値あり。社労士会の研修会で講師の

人が「三重県会で作ったマニュアルは非常に良い」ということなので、後日にダウンロードして、あとは営業だな。  

Posted by コンサルキッド at 22:18Comments(0)電子申請

2008年05月11日

垂直的展開から水平的展開へ

 



昨日のスマステーションは、「80年代のニューミュージック・アーチストベスト20」という、このブログでもよくやる

タイトル・内容だった。スマステ独自のリクエストを集計したとおもわれるが、かなりなビッグネームが圏外や下位に

ランクされていて、香取眞吾とゲストの友近も「う~ん、この人がここですか~」「しかし、上位に出てくる人を見ると

それも納得できますね~」という会話が交わされていた。(個人的にはチェッカーズの4位はジャンルが違うんじゃ

あなかろうかと思うが・・・) ベスト3は、3位 レベッカ。「フレンズ」は、中山秀正とオーロラ輝子主演のドラマ「カンパリ

ソーダとフライドポテト」の主題歌。RYUCONが大学生当時、外食が主で近くの定食屋(牛焼肉定食)に行くとなぜか

このドラマが店のテレビでやってて中山秀正がオーロラ輝子と揉めているところにいきなりフレンズがかかってドラマ

は次週につづく・・と言う流れだ。だからRYUCONの場合、レベッカ=フレンズまでは垂直的展開でフレンズ=中山

秀正へは水平的に展開する。2位は、オフコース。初期のころは食わず嫌いの人が多かったが、今となっては80年代

の2位でもまあ文句は無い。ここまでで、有力者はほとんどでてしまっていたので、もうあとは、普通に(垂直的展開)

していけば、誰が考えても1位は、BOOWYしかないだろう。しかしここで 番組MC香取眞吾または番組プロデュサーが

多くに批判を覚悟(お笑い芸人化・地方へ飛ばされること覚悟)でスマステーションの所謂ツウの視聴者を心からシビレ

させたいのなら・・・第1位は、 アラジン「完全無欠のロックンロラー」だったのではないか。

 マーケティング的にも垂直的な展開を完全に抜け出した水平的な展開、ラテラルマーケティングだ。そしてこの1位を

発表した後、MC、ゲスト、アナウンサーの大島智子もコメントの仕様は、もちろん絶対的にないのでTBSがレコ大の

ときよくやるように(光源氏が大賞を取ったころからか)1位の唄とともにクレジットを流して本日のスマステーションは

終わるのはどうだ。  

Posted by コンサルキッド at 18:23Comments(0)マーケティング

2008年05月10日

プライベートメールボックス設置

 ハローワークと社会保険事務所に社労士個人メール(手紙)ボックスが設置されることになった。社労士会の人

から「新入会の人でメールボックス置きたい人連絡して」という手紙が来たので日ごろから留守電で連絡してくれる

人々に迷惑掛けっぱなしだったRYUCON事務所は、関係各所(といっても2箇所)にメール(手紙)ボックスを設置

させてもらうことにした。昨日あのSOFT BANK携帯に加入したことにくわえこのメールボックスの設置。インターネット

の活用は日ごろから抜かりは無い。あまりにも貧弱な仕事の量・質とくらべると連絡体制は「完全無欠のロックンロー

ラー」になった。  

Posted by コンサルキッド at 20:00Comments(0)労務管理

2008年05月09日

今最も有名なあのプランに加入

 今、日本で最も有名とおもわれるSOFT BANKのホワイトプランに加入した。犬のお父さん、人気女優、

お母さん女優、はじめてみる黒人、という得体の知れない家族がシリーズ化してやってるCMは、誰もが見た

覚えあり携帯電話の加入プランということまではしってるけど中身まではほとんどの人は知らない。

携帯の契約はなんだかいろんなオプションがあり、RYUCONにとっては、年金より複雑だ。その複雑怪奇な

携帯の加入契約を今日の「携帯おねえさん」は、かなり親切に説明してくれた。ホワイトプラン自体は、980円

なのだが、SOFT BANKの携帯本体価格の最低が1280円(2年、月割り)となるので毎月1280円は、払わなく

てはいけない。そしてその場合(携帯本体最低価格機種購入)1280円の電話料割引(2年、月割り)がつくため

ホワイトプランのみ加入の場合は1280-980=300円の無料分がつく。さらにSOFTBANK携帯同士だとかなりの

時間帯無料となる。RYUCONがえらんだ携帯は音が小さすぎてとても役に立たないじゃあないかと「携帯のお姉さん」

に言ったところはかばかしい答を得られなかったので「1週間試しに使ってまたくる」ということに決まりかけたが、ちょうど

SOFT BANKの営業の人が来店したので同じことを聞いたらスピーカーのところに張られていた注意書きシールを

外すことで一発解決!「携帯のおねえさんことSさん」かわいくて接客上手だけれども、もうちょっとしかりしてや。

                        (色気や粗品のティッシュ3個にだまくらかせるほど世の中甘くないで。)  

Posted by コンサルキッド at 19:42Comments(0)マーケティング

2008年05月08日

業種の予習 印刷業

 近く印刷業の事業所を訪問するので前もって業種の概略

・印刷業とは受注型製造業であり、情報産業の一翼をも担っている。

・紙から電子・映像に応用・展開し情報とコミュニケーションを支援する産業へ発展。

・多品種少量で労働集約的な要素が強く中小企業が特化・専門化するのに向いている。

・取引の条件として納期が重要な要素となり、原稿の校正で密接な連絡を要するため地域性が残る産業。

・受注先は、出版社、一般企業、官公庁が多く都市立地型産業。

・設備効率化のため外注比率が高くなる傾向にある。

・顧客からの指定事項が多い反面印刷物相互の互換性がないため顧客との関係は長くなることが多い。

                                                        etse

先日きいた、印刷業を長らくやっていた人の話では、「印刷屋は、設備が高くつくので返済金が大変」と言ってたが

その人が工場長をしていた会社は凸版印刷や新聞社からの仕事が安定的にあるようでまあ羽振りは良かった

ようだ。「良い技術」があっても「良い販路」が開けるとは限らないが、販路開拓をおこなううえで「技術力」は強い

後押し・企業の底力となる。上記の企業も最初に新聞社の販路を開拓したときはかなりのエネルギーをそこに

費やしたとおもわれるが、それからは印刷業の特徴の「長い顧客関係」という業界構造で発展してきた。  

Posted by コンサルキッド at 21:41Comments(0)マネジメント

2008年05月06日

有名有害無実国年資格期間原則二十五年

 老齢基礎年金が給付される条件は、65歳以上であることと、国民年金を納めた免除期間もしくは、合算対象

期間(老齢基礎年金額には反映されないが資格期間には反映されるというありがたいとも迷惑(金額が加算され

ない)ともとれる期間)の合計が原則25年あることだ。しかしこの資格期間原則25年というのは「有名無実」化している

といより「有名有害無実」化しているというほうが感覚的にピッタンコカンカンだ。

 どういうことかというと、例をあげてみる。

35年会社勤めで58歳で退職。現在61歳で、会社をやめてから国年は3年間未納というよくあるケースの典型的な

かたち。この場合35年厚生年金を納付していても60歳未満は国年の強制加入。しかし2年より前の分は時効になり

徴収(納付)することはできない。60歳からは25年の資格加入期間を満たしているため任意加入になる。

 よって、この場合 58~59歳 時効のため 徴収(納付)できない

            59~60歳 強制被保険者のため 徴収(納付)しなければならない

            60~61歳 任意加入のため 納付は本人の意思できめる

これは典型的な例だが会社勤めの長い人で60歳前に退職した人にはよくでてくるケース。「おれはもう25年の資格期間

を大幅に満たしているので国年保険料の納付はしないのだ!」というおっさん(おばさん)諸氏に対して、上記のような「法

の綻び状態」ではなかなか通用しない。
  

Posted by コンサルキッド at 21:28Comments(0)年金