2008年05月21日
経営革新審査員

昨日と本日の2日間、朝から夕方まで経営革新計画の中の補助金事業の審査員を務めさ
せていただいた。経営革新計画自体は、年間で県内200件以上承認されており計画期間は
3~5年あるため(その計画期間内なら補助金申請ができる)申請すれば補助金の対象とな
る企業は多いが、審査に通るのは約半分くらいということだ。Kidを含めて6人の審査員によ
る総合計点判定で上位から承認されるらしい。
46社の審査を終えての率直な感想、
・経営状況の堅実性は決算資料と経営指標によりハッキリとわかるので有無を言わせない審査判定が出る
・予算の妥当性はあまり欲張らない方が高得点につながる
・事業の新規性・販路開拓の有効性は説明を上手に丁寧にわかりやすくする
・事業の遂行能力は等身大の姿で勝負、あまりカッコよくみせすぎない。
かなり高額まで望める補助金で(Kidはともかくとして)審査員は、県のベテラン専門家を主体に編成している
ので審査会でも質問が深くえぐってくるし、さらに後日時間を掛けて申請額の精査がある。大事なことは申請内容が
小手先ではなく地に足が着いたものであることそれが「審査を通過する申請」である。まる2日間審査員を勤めさせ
ていただいたKidなりに思ったことだ。