2008年12月30日

文化資産になれるか

 レコ大は、もっと短い時間で(半分ぐらいにして)残りは、ハッキリと別番組のナツメロ特番したほうが、お茶の間

にうけるのではないだろうか。レコード大賞の審査会はもうわかりきっていることだけどあまりにも選考基準があい

まいすぎるにおもう。最近批判を浴びているもう一方の伝統継承 大相撲の横審のほうが、かなりクリーンであると

思えたので両方の審査基準を調べてみると レコ大の方は、芸術性とかその年を代表しているとかいう定性的にとらえ

うる表現なのに対し 横審では 品格・力量という定性・主観基準とともに「大関であり2場所連続優勝」というのが原則

という定量・客観基準があり「大関であり2場所連続優勝」という基準を満たしていない場合理事長による横審への推薦

もほぼなされない(1994年の貴乃花例外 推薦 審査否)ということだ。一時は50%前後の視聴率をキープしていた

日本レコード大賞も10%にまで落ち込み30日の放送に繰上げて17%だった。会社の寿命は30年というのは、以前から

いわれることだが日本レコード大賞を企業とみたばあいもう寿命の尽きた・どこかに吸収される企業なのか。日本レコード

大賞をひとつのドラマとしてみた場合50年というのは驚異的で番組として比べようがないが50回としてみた場合、1年を

とおし放送し最終回あたりというところだ。1年通しのドラマは昔はたくさんあったが今では大河ドラマぐらい。今年の篤姫

の高視聴率は「女優宮崎葵」におうところが大きいといわれている。レコ大黄金期に入るころの最優秀新人賞 昭和46年

小柳ルミ子「わたしの城下町」 47年浅丘めぐみ「私の彼は左きき」 48年桜田淳子「わたしの青い鳥」 のような「アイド

ル版宮崎葵」があらわれれば日本レコード大賞も一時的には「経営革新」されるのではないか。そして経営革新が継続

されれば、草莽期には公会堂などの小会場でおこない、知名度も人気もなかった「レコ大」も50年という半世紀を経過し、

(裏を返せばそのような、伝統がなければただの年末歌番組というだが、)もう20年、30年経れば、年末の伝統として視

聴率や採算度外視した 除夜の鐘、年賀状といった日本文化の仲間入りもできる20世紀の資産としての資格は十分に

あるようにおもえる。そのようなレコ大なのだから1回1回もう少していねいにつくってもらいたい。民放TBSよりNHKの紅白

のほうが工夫をかさねて見る側にとってよいものを作ろうとしていると思うのはキッドだけだろうか。


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Posted by コンサルキッド at 22:00│Comments(0)イノベーション
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