2007年11月28日

経営革新て?(2)

 経営革新の具体的な事例を産業創造機構に聞きに行きました。調査担当の人が親切に担当企業

の現状を教えてくれました。経営革新計画の承認を取る中小事業者は毎年かなりの数ですが、経営

コンサルタントが個人でまたは経営コンサル会社が単独で営業できる「商品」としては扱いにくいもの

です。中小企業診断士が経営革新計画を作成しませんか というようにパンフレットを作って巡回した

としても現状の効果は皆無、ややもするとただの変人・不審者扱いされるのがオチだとおもいます。

経営革新計画承認・達成ということが県内さらには全国的に自治体ブランドとして安心・安全・優良企

業のお墨付きになれば承認され実際には支援策を活用しないとしても事業者にとっては価値のあるも

のになると思う。経営革新計画作成の段階で自社の経営棚卸が出来てよかったという事業者は多い

とききます。その経営計画を外部の専門家(静岡県庁)がみて承認しその計画を達成するのだから

静岡県認証規格として国際標準規格のようにブランド化するのは、決して大げさなことでも、無駄なこ

とでもない。C to Cでは効果がない、その効果を伝えられない経営革新計画。静岡県は「経営革

新」のブランド化戦略に本腰を入れるべきだと思う。  

Posted by コンサルキッド at 20:36Comments(0)イノベーション