2007年11月30日

付加価値をつける重要性

 本日訪問した企業の経営者と話していてRYUCONがあらためてきずいたのは、「付加価値」 

経営者は付加価値を事業経営の中で最重要に考えているのに対しRYUCONの場合「ローコスト

(オペレーション)」に固執しすぎている。

この経営さんは卸売り兼小売業なのだが製造業的な要素もある事業で海外から仕入れて自社で

カスタマイズして販売するというもの。カスタマイズするときに同業他社に比べて手間隙かけて自社

の匠を注入する。それが彼らの”付加価値”だ。経営革新計画では(当社は経営革新計画承認企業)

経常利益とともに付加価値(=営業利益+人件費+減価償却費)は重要経営指標だ。

承認計画が達成とされるためには、5年計画の場合、計画終了時において15%以上の伸びが要求

される。彼らの付加価値重視のビジネスモデルは、まさに静岡県の経営革新計画の目標と合致して

いる。

RYUCONの場合経営コンサルタント業=サービス業は、匠の技術のように付加価値をつけなければ

紙切れ一枚、口だけの所謂「虚業」そのものなってしまう危険性大。パイの拡大が困難な昨今 コスト

削減=ローコストオペレーションに気をとられすぎて「付加価値の重要性」が見えなくなっていた。
  

Posted by コンサルキッド at 20:44Comments(0)マネジメント