2008年01月26日

公的年金制度は破綻せん!

 昨年末に公的年金制度は現実問題(50年先の近未来)ニッチもサッチもいかなくなるかもしれない。

とブログに投稿したRYUCONですが、ここで年金を勉強した人なら誰でも知っている「公的年金は

破綻せん!」しくみの代表 マクロ経済スライドも説明しておきます。元々、公的年金の水準は、現役世

代の収入の約60%以上を保つ設計でした。ところが平成16年の改正(悪)で現役世代の水準の50%

以上の水準を保つ設計になってしまった。そのため調整期間(最終的な保険料水準の範囲内で年金財

政が安定するまでの間)は、賃金や物価が上がったとしても年金額にそのまま反映させるのではなく、

被保険者数の減少や平均余命の伸び(0.997)も反映させて年金額を調整する。(伸びを抑える)。これ

が名前だけが一人歩きしてまだ誰も見たことが無いマクロ経済スライドだ。平成19年の段階では、物価

スライドによる特例措置(物価が下がったときに年金額をさげなかったために、そのぶんの2.9%物価が

あがったとしても年金額を据置く措置)を実施しているためマクロ経済スライドは実施されない。このまま

物価があまりあがらないで2.9%が埋めることが出来なければず~と実施されることはない。物価があがり

だして2.9%のマイナスがうまってしまたらいよいよマクロ経済スライドが実施される。50%以上の水準確保

といっているけど苦しくなってきたらこれが45・40と落ちていくかもしれない。それなら公的年金制度は

破綻はしない。しかし公的年金は老後の生活の糧からおこづかいになっていく危険もあるので要注意!

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Posted by コンサルキッド at 20:05│Comments(0)年金
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