2008年10月29日
道州制と小売の輪

キッドの母校でもある立命館大学(政学・地方自治)の
先生の講演等がアゴラであった。予定される道州制とは、
全国を11地域ぐらいに分けて各州に大幅な権限委譲をす
る大型州への再編を指しているのだそうだ。しかし「規模の
経済」(スケールメリット)による効率化は人口300万人ぐ
らいまでは進むがそれを超えると頭打ちになるので22地
域ぐらい(300万人程度を原則として多い州もある)の
中型州への再編をするのが代替案のひとつとしてどうだろうかということだ。さらにその教授の考えでは道州制
よりも現行の47都道府県維持ができれば道州制よりもそのほうがいいということだった。流通業で「小売の輪理
論」という小売ストアーはスタートはロウコスト店舗だが成長するにつれて豪華になっていきその業態がうまくいかなくなる
とまた新業態がロウコストストアーで参入することを繰り返すというのがあるが、キッドが思うには日本国市場も地方分権
と中央集権を繰返すという「国の輪理論」がある。
Posted by コンサルキッド at 00:38│Comments(0)
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