2009年09月22日
「戦う組織」の作り方
がお勧めの一冊 「戦う組織」の作り方by渡邉美樹 今をときめくワタミの創
業者だがこの方09年6月をもって社長職を退いたそうだ(といってもすべて
を仕切る会長職につく)。この著作に一貫して流れるのは「しがらみの無い
組織」もしくは「組織のしがらみの無い○○」
「戦う組織」といってまず思うのは時代劇ファンならあの新撰組だ。硬直化
した幕府機構のなかで町奉行所や所司代を追い越して華々しい活躍、近藤
勇は下級旗本、土方歳三や幹部は御家人=徒歩クラスになったのだから封建身分制度社会の当時では制度に個人の実力が打ち勝
つ大出世だ。直参になるまでの新撰組は池田屋の変ぐらいまで、"会津中将様お預かり”ということで臨時雇用集団だったのが
幸いして、(つまり300年の組織のしがらみの無い状態)本人たちのハングリー精神を遺憾なく発揮した。しかし幕府の正社員となって
からは色あせてきたかな。「大きな組織の壁」が「新撰組=個人の実力」の障害になった。さらにいえば「新撰組=幕府=硬直化した
組織」といった図式が出来てきたのかも知れない。やっぱり偉くなったら「きれいな仕事」をやってたいしな~人間。
Posted by コンサルキッド at 17:46│Comments(0)
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