2007年03月18日

所信

 土曜ドラマ「ハゲタカ」いよいよ来週が最終回です。4回以降のドラマの舞台 大空電機



は、戦後の町工場からスタートして典型的日本的家族経営を行うカリスマ経営者、大木昇



三郎のもと日本を代表する総合家電メーカーになった。菅原文太が演じてます。主役の



外資ファンドの日本法人代表の役者ジャストフィットしてます。すごい適役だと思います。



流CONが知らなかっただけで前から活躍している役者さんだそうです。でも菅原文太み



たいにあんまり名前は知らないですね・・。



 このドラマの舞台「大空電機」は、「松下電器」 菅原文太の「大木昇三郎」は、「松下幸



之助」が題材と思われます。松下幸之助は、ある人からの「松下さん、あなたは、事業に



失敗したらどうなさいますか」という問いに「そのときは、うどん屋になって屋台を引いて商



売します。どこよりもおいしいうどんを作って必ずお客に喜ばれるようになりますよ。」と答



えました。失敗すればモトモト裸一貫からやり直す、という気持ちをいつも持ち続けて



いたことがあのような自己の分身ともいえる(このドラマの大空電機の工場の歯車一本に



まで大木昇三郎が宿っていると言うほどではないだろうが)事業を作り上げることができ



た。信ずる所がどこにあるかということであり、どっちがいいのかは、一概には言えること



ではないが、ライブドアー事件でアメリカ型の時価値総額経営がやや躓いたことで、「事業



は人なり」という日本型経営もまた見直されるかもしれない。


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Posted by コンサルキッド at 18:30│Comments(0)マネジメント
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