2008年06月18日
経営革新 新しい販売方式
①新商品の開発または生産
②新役務の開発又は提供
③商品の新たな生産販売の方式の導入
④役務の新たな提供の方式の導入その他の新たな事業活動
上記の4つの新たな取組みの中から新事業活動の経営革新計画を承認すると言うもの。
すっかり有名になってしまったゆえに経営革新計画の新たな取組みは単一ではなく①と③のように複合事業
活動となる場合がほとんどだ。しかし、流通企業は通常商品の生産開発は、おこなわないので③の新販売方
式のみで承認をとりたい。あっと驚くようでいて実用性がある経営革新計画できるかな。
2008年05月21日
経営革新審査員

昨日と本日の2日間、朝から夕方まで経営革新計画の中の補助金事業の審査員を務めさ
せていただいた。経営革新計画自体は、年間で県内200件以上承認されており計画期間は
3~5年あるため(その計画期間内なら補助金申請ができる)申請すれば補助金の対象とな
る企業は多いが、審査に通るのは約半分くらいということだ。Kidを含めて6人の審査員によ
る総合計点判定で上位から承認されるらしい。
46社の審査を終えての率直な感想、
・経営状況の堅実性は決算資料と経営指標によりハッキリとわかるので有無を言わせない審査判定が出る
・予算の妥当性はあまり欲張らない方が高得点につながる
・事業の新規性・販路開拓の有効性は説明を上手に丁寧にわかりやすくする
・事業の遂行能力は等身大の姿で勝負、あまりカッコよくみせすぎない。
かなり高額まで望める補助金で(Kidはともかくとして)審査員は、県のベテラン専門家を主体に編成している
ので審査会でも質問が深くえぐってくるし、さらに後日時間を掛けて申請額の精査がある。大事なことは申請内容が
小手先ではなく地に足が着いたものであることそれが「審査を通過する申請」である。まる2日間審査員を勤めさせ
ていただいたKidなりに思ったことだ。
2008年04月23日
トライアル発注
助成金が支給されるというものがあるが、今回のタイトルは「トライアル発注」 これはどういうものかというと、経営
革新計画を承認された事業に対してその製品を県が発注して使用するというもの。県庁HPによれば、平成19年度の
選定実績は24件あり、発注実績は1件(少ない!)とのことだ。最初に県が発注使用し、よいものであれば市町村にも
普及させていく方針。経営革新計画が承認されても、あまり実利はないということもきくが、このような目立たない支援
事業もあるぞ。
2008年04月16日
経営革新計画の経営指標
がある。そのうち"経営革新計画の手引き"に中小企業方式はダメですと詳しく説明されている指標 「経常利益」「付加
価値」以外の指標は、公式はあるが、その会社ごとに使っている勘定科目をから導き出した数値(運転資金や設備資金
等)でよいとのことだ。企業さんから質問があった場合「御社で今まで実施されていた経営指標の数値で問題は無い
と思いますが、県の方に確認をしてみます」という応対がよいんじゃあなかろうか。
夕方から連携企業先の情報をえるため近くのホームセンターによってみた。テンチョーさんは、寄る年波か若いときは
感じの良い上品な男だったが完全に「おっさん化」していた。かわりに10年前はくそ生意気な女子だった子が、感じの良い
もう年齢的には、おばさんかもしれないがRYUCONには変わらずに若く働き者の明るい女の子に見えた。
2008年04月14日
静岡名産「うなぎ」
日本と中国福健省でおこなわれている温水を使ったハウス型の養殖方法では温度を高くすることにより
天然では5~10年かかる鰻の成長過程を半年から一年に短縮することが出来る。(高温で鰻の運動量を多くし
エサを多く与え成長を促進する) 鰻の養殖では水質にかなり気を使い大量の水を使用するので水を安価に供給
できる土地が養殖地としてベスト立地だ。鰻はほっとけばさらに大きくなるが使用する料理の器・食べやすさの関係
で200センチ前後で出荷するのがミソだ。食品スーパーで売られる加工品と割烹料理店で使われる生きたまま
の「活魚」という2つの形の販売に分けられている。本日は、試行錯誤しながらイノベーションを思考する企業さんのお話
をうかがった。
2008年04月02日
新連携
こちらの計画のほうが10倍作成が大変と言うことだ。その計画とは「新連携」。それまでの中小企業施策を統合して
平成17年から「中小企業新事業活動促進法」が施行された。同法は、創業、経営革新、新連携を3本柱として
成り立っている。個人のコンサルタントが計画作成のお手伝いをするのは経営革新計画で10枚ぐらいの申請書類を
仕上げる。静岡県では最近は、年200を越す経営革新計画が承認されているのに対し新連携の認定は、平成17年
から3年間で20件あまりとのことであり、3年前より最近のほうが認定のハードルが上がってきたらしい。それだけの
厳しい審査をうけて認定ということは、事業主(連携のため複数)の労力・努力はかなりなもので認定をうけたということ
は、需要が相当程度あり継続的な事業とて成り立つ見込みがかなり高く期待されており、そのような事業をおこなう
グループであるということで国からの支援策もかなり充実している。
2008年03月31日
見違えるように洗練された社労士会サイト
RYUCONのような者の目にもお世辞にもよいとは言えなかったが、今回のリニューアルされたサイトは、凄いぞ!
デザイナーズブランドのHPみたいだ。内容も「年金」「ADR」「社会保険・労働保険」等の実務的な参考資料となる
ように作ってあるように見える。さっそくバナーをブログに貼り付けたが少しバナーサイズが大きいためサイドから
はみだして端っこのほうがアップされなかったが仕方が無い。RYUCON事務所のサイトのほうは、リニューアル前
の社労士会のサイトよりまだ「やぼったい」HPで集客力もないが、まあ自分にはけっこうあってるとおもう出来ばえ。
診断士資格もそうだが社労士資格の価値がたかまっていくのに、負けないようにRYUCON自身もイノベーションし
ていかなければ。
2008年03月13日
専門性を高めてその道の第一人者となれ!
フォーク界の第一人者 吉田拓郎ことタクロー
演歌界の第一人者 五木ひろしことヒロシ
アイドルのトップグループ 蘭・スー・ミキ キャンディーズ
そして・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・トップアイドルの第一人者
桜田淳子
2007年12月06日
ビジネスモデルて何?
ビジネスモデルてよく聞くけど見たことはあまり無いですね。フランチャイザーがビジネスモデルを
商品としていたり経営コンサルタントが本を出版したりするなかにはいってたりするけど、中小企業
では、漠然と経営者の頭の中にあるものなのかな。就業規則や雇用契約だったら文章化して
ファイリングしておくけれども特にビジネスモデルを目に見えるものとしておいておくことは義務ずけ
られてもいませんし。しかし事業として成功していくためには、「ビジネスモデル」は、重要な要素です。
(重要要素であってすばらしいビジネスモデル=事業の成功ではない) まだ32~3歳ですばらしい
成功を収めているミクシーの社長さんは、大学時代に経営戦略のゼミで多くの(IT企業)のビジネスモデル
を勉強して、非常に興味を持って、今の会社の前身を作ったそうです。ミクシーのビジネスモデルは
会員紹介限定のネットコミニティーで広告収入を得るというものでしょうか。インターネットと匿名性の
トレッドオフを見事に克服したことが成功に繋がったのでしょうか。先日受講した経営戦略講座の講師先生
は、経営コンサルタント会社の代表取締役の方なのですが、RYUCONに会社のブログトッピクス(経営
情報の要約)を定期的に送ってくれるとのことです。RYUCONは、まだこんなプライベートブログをセコセコ
と綴っている状態ですが経営コンサルティング会社ともなると違いますね。
2007年12月05日
タイトルを変更した!
タイトル「すんぷ発・経営コンサルタント日記」とは少し違う「すんぷ発・流通コンサルタント日記」としました。
ついでにテンプレートも新しくした。まだまだ兎に角続けているというだけで、とても「ビジネス」とは、縁の無
いパーソナルブログですが少しずつ充実させていくので、これからもどうぞ宜しくお願いします。
2007年11月28日
経営革新て?(2)
の現状を教えてくれました。経営革新計画の承認を取る中小事業者は毎年かなりの数ですが、経営
コンサルタントが個人でまたは経営コンサル会社が単独で営業できる「商品」としては扱いにくいもの
です。中小企業診断士が経営革新計画を作成しませんか というようにパンフレットを作って巡回した
としても現状の効果は皆無、ややもするとただの変人・不審者扱いされるのがオチだとおもいます。
経営革新計画承認・達成ということが県内さらには全国的に自治体ブランドとして安心・安全・優良企
業のお墨付きになれば承認され実際には支援策を活用しないとしても事業者にとっては価値のあるも
のになると思う。経営革新計画作成の段階で自社の経営棚卸が出来てよかったという事業者は多い
とききます。その経営計画を外部の専門家(静岡県庁)がみて承認しその計画を達成するのだから
静岡県認証規格として国際標準規格のようにブランド化するのは、決して大げさなことでも、無駄なこ
とでもない。C to Cでは効果がない、その効果を伝えられない経営革新計画。静岡県は「経営革
新」のブランド化戦略に本腰を入れるべきだと思う。
2007年11月27日
生活衛生診断続行中
支部と財団法人静岡県生活衛生営業支援センターが協同で平成16年から取り組んでいる診断事業
です。生活衛生同業組合(飲食、理美容、ホテル旅館等13業種ある)の組合員の経営改善を促すこ
とを目的としています。本日は春に経営診断をおこなった中華料理店の事後診断を行いました。RYU
CON渾身の改善手法の効き目が出たのかここ3年ぐらい落ちていた料理自体の売上低下に歯止め
がかかったようです。事業主さんと話し合い来年の1月にもう一度事後診断を行い平成18年と19年
年間を通して経営分析をすることにしました。客単価よりも客数の増加=新規顧客の創造をめざす
ことが3時間の永きにわたった最高経営ミーティング(出席2名)で確認・了承されました。
2007年11月26日
経営革新て?
要するに、「やる気のアル中小企業者」を支援すること だそうです。
経営革新の定義は「事業者が新事業活動をおこなうことにより、その経営の相当程
度の向上を図ること」だそうです。
新事業活動とは
①新商品の開発又は生産
②新役務の開発又は提供
③商品の新たな生産又は販売方式の導入
④役務の新たな提供の方式の導入その他の新たな事業活動
の4つの取り組みのこと
経営の相当程度の向上とは
①付加価値または一人当たりの付加価値額
②経常利益
の3~5年単位で数値目標がある
経営革新計画の申請書自体はそんなに大変なものではありませんが
事業アイデアと具現化する事業者の能力が重要です。
静岡県は承認企業に対して、進捗状況の調査(フォローアップ調査)をおこないます。
(RYUCONも参加しますよ!)
2006年10月01日
ISO研究会その2
今日は、ISO研究会で浜松へ行ってきました。静清バイバス等の国1を使って行きま
す。流CONの活動範囲は、通常サイクリングでいける範囲なので浜松は、かなりの遠出
になります。(サイクリングで浜松まで行ったことは一度しかありません)前回と同じく乗用
車で行ったのですが、片道2時間以上という長時間ドライブにそなえてミュージックテープ
を用意しました。「近藤真彦ベストヒット」というすごいテープです。「スニーカーブルース」か
ら「ためいきロカビリー」までの珠玉のヒットソングだったのですが、レコード大賞曲の「愚
か者」がまだリリースされていなかった頃のミュージックテープだったのが少し残念といえ
ば残念でした。ドライブしながらカセットの操作をするのは大変危険なので本日流CON
は、このミュージックテープを往復でなんと6回と1曲聴きました。研究会の方は、アンケー
トの結果説明とISOマニュアルのソフトの概要を聞きました。ISOは以前と比べるとコンサ
ルタントビジネスとしては伸びは頭打ち傾向にあるけれど、リーズナブルな価格で使い勝
手の良いソフトの販売、インストラクターとのパック販売の分野は、これから中小企業の分
野でビジネスチャンスが広がるんとちゃうかという思いを強くした有意義な一日でした。
2006年09月18日
ISO研究会
ブログの更新が遅くなってしまいました。昨日、診断協会のISO研究会に参加しました。
私は、静岡市に住んでいるのですが、研究会の場所は、浜松市の郊外、北西にあるんで
す。自宅から車で行くのですが、(静清バイパス 国一)2時間以上は十分にかかってしま
います。往復5時間弱で研究会の時間は、1時間半ぐらい今回の中身はというとう~ん・・
プロジェクトとして今回ISOの現状をアンケート 取材を元にまとめて一冊の出版物にしま
す。発行数とかは、知れているのですが、自分も含めISOマネジメントに携わる人が見て
参考とできるような、良いものを作っていきたいです。私はまだ、加入したばかりで、他に
いろいろと所用がありこれまで出席率も良くなかったですが、これからは、まずは、出席!
しかし浜松までこんなに遠かったとは。(新幹線ならすぐなんですがね)高速道路は、こわ
いのでめったにのりません。まあのんびりと国道でいきます。
2006年09月09日
経営革新計画
H17年に「中小企業新事業活動促進法」という法律(略称)がいままでの中小企業関係
3法律を整理統合する形でできたのですが、都道府県の承認を受けるには、提出する書
類もたくさんあってかなり大変そうです。まずは、経営革新計画なるものを作成しなければ
なりません。この経営革新計画を作成することにより「新たな取組」の目標、重点課題等
が明らかになり、経営革新計画から進捗情況確認することにより機能的に事業が行える
ようになるというものです。一度、中小企業診断協会の研修で作成したことがあるのです
が、コンセプト、テーマ、資金計画等なかなかハードです。県知事の承認を受ければ、
・税の優遇措置
・保証、融資の優遇措置
・補助金、投資の支援措置
・販路開拓の支援措置
が受けれるよう(審査必要)になります。
静岡県では、毎年200件弱の企業が承認を受けています。今年もすでに80件の企業が
承認を受けておりまだまだ、発展する分野と思われます。