2008年06月30日

先払いと後払い

 食堂へ行くと食券販売機があって先に食券を購入し料理を食べる場合と料理を口頭で注文して食事が済んだ後

会計レジでお金を払う場合の2種類の支払いがある。前者の場合、食後に会計をする必要が無いのが大きな利点だ。

食券を購入するのに並ばなければならないかもしれないが、それは後者の場合も込み合っているときは、店員さんが

注文をとりにくるまで待たされることがあるので、同じ条件と言える。ということは、食券販売機と会計レジの設備投資

の問題さえクリアーすれば(あまりにも食券自動販売機が高価すぎるということがなければ)先払いのほうが効率的な

店舗オペレーション=ローコストオペレーションが遂行でき店にとってひいては、その企業にとって良いということなのか?

キッドにいわせれば、それがちがうんだな。先払い方式の場合、お客はそのまま好きなときに帰れるので店員が気が

付かないで「ありがとうございました」を言わないときが出てくる。お客が「ごちそうさま」と言ってカウンターを立っても

気が付かない、忙しいでリアクションなしで店を後にすることになる。これは、見ていても、自分が当事者になっても、け

っこう寂しい。その点、後払い方式だと会計レジでお客と店員は相対するので必ずきちんと「ありがとうございました」で

店を後にすることになる。キッドがよく行く牛丼屋大手2社ではM屋が前者、Y屋が後者の支払い方式を採用・継続して

いる。それゆえ、M屋の従業員の人はお客の入店時だけではなく、食事を食べ終わってカウンターを立つとき、金銭の

授受という重要業務が無いが、以上のことから注意を払ってもらいたいものだ。
  

Posted by コンサルキッド at 22:21Comments(0)マーケティング